G空間EXPO2012

2012年6月21日(木)~23日(土)

会場:パシフィコ横浜

案内


G空間EXPO

開催報告書2010年9月21日10~12時(G空間EXPO実行委員会)2010年12月発行

2010年9月19日(日)、20日(月・祝)、21日(火)
会場:パシフィコ横浜








G空間EXPO特設サイト

GIS総合研究所の出展内容
GIS総合研究所では、教育や福祉など、さまざまな分野での活用を期待してブラウザで閲覧が可能な「SVG Map」の公開をスタートしました。新たな産業・サービスの創出や高度化・発展に寄与したいと考えています。 G空間EXPOでは、マイクロソフト社・KDDIブース内において、国土地理院の基盤地図情報を最新のブラウザで、新しいG空間をご体験いただけるように展示しています。 G空間に関するご意見ご質問などお気軽にご相談下さい。

背景と課題
GIS (地理空間情報)を取り巻く動向は、科学・通信・インフラ・衛星などの技術的飛躍のもと、空間管理をも含めた一元的なデータの共有と活用の時代にはいり、 地理空間情報活用基本法(平成19年5月):基盤地図情報に係る項目及び、基盤地図情報が満たすべき基準、が成立したことは既に周知されているところです。このことは官から民への地図利活用にその方向性を大きく転換したことを意味しています。 しかしながら、民の窓口である自治体では、指針や基本計画の具体化のため、行政内部におけるGISの活用推進の調整(指針で示されている共用空間データや 個別空間データの整備、活用、連携に関する部分)、自治体間の横断的な連携、地域コミュニティの活性化や住民参加のツールとしての有効利用、防災、教育な ど地域の民間企業・団体との協働など、利活用において現実的な課題が多く残されています。

現在
地理空間情報活用推進基本法の成立を受け、国土地理院では都市計画区域を1/2,500レベルの精度で、それ以外の農村山間部を1/25,000レベルの精度で、基盤地図情報の整備を進めており、平成23年度末にはほぼ整備が完了する見通しになっています。

今後

弊GIS総合研究所では、基盤地図情報を広く利用するためには専用のビューワを使うのではなく、インターネットの ブラウザだけで見ることができるようにすることが最適と考え、利用する技術としてはSVGという形式を取り入れることにしました。 そのためにはブラウザで操作できる環境が必要になり、Mozilla Japan 瀧田代表やマイクロソフト樋口社長に相談し、社会貢献になると考え、積極的に協力する意向を示していただき、G空間EXPO出展、およびシンポジュームの 共同開催となりました。 日本の精緻な地図(基盤地図情報)は、web時代を開くコンテンツとして広く民間に利用されるべき重要な情報です。

特徴

本技術はウェブブラウザを用いてアクセスするユーザに対してスケーラブル・ベクタグラフィックスデータ形式(SVG)形式で広く一般に公開します。 理事(高木 悟 発明者)国際特許の地図重ねあわせ技術を生かし、災害時などにオフラインで地図コンテンツの閲覧が可能です。