日本計画行政学会第29回全国大会
http://wwwsoc.nii.ac.jp/japa/timetable1.pdf(タイムテーブル)
開催日:2006年9月15日~16日
開催地:大阪大学コンベンションセンター(吹田キャンパス)
大会テーマ:環境社会マネジメントと新しい計画行政 ワークショップ(9月15日12:50~14:30)
テーマ「GISは環境共生と交流の地域づくりに貢献できるのか?」
1.趣旨説明 環境問題は、広範囲に及ぶ空間スケール、時間スケールを持ち、様々な要素が複合的に絡み合った問題であるため、総合科学的な視点が必要であるといわれている。また環境共生の地域づくりに取り組むためには、市民・住民、行政、事業者、専門家がそれぞれの役割を適切に果たし得るような「社会的しくみ(=パートナーシップ)」を構築し、各主体間の交流により、環境共生のための取り組みを進めていくことも重要な課題の一つとなっている。 一方、GIS(Geographic Information Systems:地理情報システム)は、近年、調査研究、行政、マーケッティングなど様々な分野で実に多面的に利用されるようになってきた。たとえば、環境研究においてもGISの活用はますます盛んになり、環境情報の解析・評価、関係主体間での情報共有のためのツールとして、その有効性が期待されている。 そこで、本ワークショップは「環境共生と交流の地域づくり」をテーマとし、様々な分野の専門家から研究や活動について紹介していただき、GISが環境共生と交流の地域づくりにどのように貢献できるかについて参加者とともに議論することを目的とする。
2.参加者
司会進行 :山本佳世子(名古屋産業大学環境情報ビスネス学部助教授)
報告 斎藤 参郎(福岡大学経済学部教授) 「(仮)福岡天神地区における回遊行動とGISの利用」
山下 義弘(特定非営利活動法人「GIS総合研究所」) ARCS/代表、立命館大学大学院先端総合学術研究科講師) 「(仮)サスティナブル・コミュニケーション・プラットフォームで実現する環境共生型地域社会への提言 -ゲームコンテツから統合型GISへの可能性を検証する-」
森下 英治(愛知学院大学総合政策学部教授) 「(仮)パキスタンのコミュニティ開発におけるGISの活用」
藤山 浩(島根県中山間地域研究センター地域研究グループ科長) 「(仮)Web-GISを活用した住民主導型の地域マネジメントシステム」
報告・総括コメント:碓井 照子(奈良大学文学部教授)
斎藤 参郎氏
山下 義弘氏
森下 英治氏
藤山 浩氏
碓井 照子氏